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夜の光とプラネタリウムの最期

七色
「すごく綺麗…!」
「夜を歩く私達だけの特権、よく見ておくんだ。この世界はいろんなものが見れるぞ、フラン」
「…またこんな景色が見れるかな」
「連れて行ってやるさ。何処へでもな!」



プラネタリウム
「魔理沙、ここは…?」
「ここは星を愛し、天文を謳った者達がいた国だ。あの大きな建物はプラネタリウムというそうだ」
「こんなに綺麗なのに、どうして静かなの?」
「戦争でみんな死んだと聞いた。だからあの街には誰もいない」
「魔理沙…すこし怖い」
「ああ、私も少し怖い。そして悲しい。…って羽で抱きしめるのかお前」
「だって…」
「まあいいさ。でもなフラン。あの夜空と街の光は彼らの大切な宝物なんだ」
「たからもの?」
「そうだ。彼らは星が大好きだった。そしてこの街を自らが愛した星で彩った。星に包まれて眠り、星に見守られて愛を育み、星と共に生きた。たとえそれが偽りの星でも、彼らにはいつも一緒にいた、かけがえのない宝物だ。」
「だからフラン、この星はとても綺麗だろう?かつてあそこに住んでた人たちが大切にしてきたって証だ。そう考えたら怖くなくなっただろう?」
「…うん、怖くなくなった」
「そうだろう。しかしなフラン。この国ももうすぐ光が尽きるらしい」
「どうして?」
「紫が言っていたが、もうこの街のエネルギーが無いそうだ。だからこの光もなくなる」
「そうなんだ…寂しいな」
「確かに寂しいな。でもこいつらも、もうすぐ星を愛し自分達を作ってくれた人たちの元へ逝くことが出来るんだ。」
「だからフランもこの光を見届けてやってくれ。最期まで私達が覚えてやるんだ」
「分かった。この光、忘れない。私、絶対に忘れないから」

それから数時間後、その光は消えた







魔理沙はフランを紅魔館に送り、すくすく魔理沙を連れて旅に出た。
幻想はまだまだ続く
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